羽生に関する私見



合併問題について

様々な情報が氾濫していて、一体何がどうなっているのかよくわからないことが多い。自分の考えをまとめる意味でも重要と思われる情報を選択例示し、羽生市のあるべき合併論を進めてゆきたいと思う。
まず、市町村合併が喧伝されるようになった頃、県が例示した合併パターンがこれである。
羽生市は加須市・騎西町と合併なるかのように線引きされている。なんら法的に強制力のある構想ではないのだが、県が作成している以上、それなりに各地域の状況等を考慮して作成したものであろう。「叩き台」として、まずはこのパターンがあった。

このパターンを考えるとき、もしもこのエリアが新市に移行した場合、一番メリットのある旧市(町)は、「加須市」である。地政学的な中心部(ハートランド)であるとともに、政治的な対抗勢力とみなせる「羽生」に対し、「騎西」と連合することで、その人口比は6:4以上の優勢、新市庁舎及び新首長の獲得が期待できるからである。連合すると考えられる根拠は「騎西」は県会議員選挙では加須と同一区であり、感覚的に羽生より加須に近いという点にある。

2002年5月16日(埼玉新聞)の報道によると、このパターンによる合併を推進する任意の協議会が設立されたこととなった。

2002年8月19日




続く