営業の概況 | 当期第4期すなわち平成15年4月1日から平成16年3月31日に至る期間について営業の経過及び成果並びに今後の方針と課題を説明いたします。 | |
1.営業の経過及び成果 | (1)経営の環境 | 当社の5期目であります平成15年度は、羽生市三田ヶ谷農林公園(愛称:「キヤッセ羽生」)の管理運営の3年目にあたり、前期に引き続き経費の削減と経営の効率化を図り、かつお客様に満足いただけるサービスの創出・徹底に努めるものです。 また、お互いに隣接する県営さいたま水族館、(農)ハイフラワー及び当社の三者が共同で「花と緑のわくわく公園まつり」を年2回開催したほか、地元の協力による手打ちうどん・そば教室や季節の野菜の収穫体験を行い、大勢の家族連れで賑わいました。 |
(2)営業の成果 | 第5期の営業状況については、集客を増やすために、毎週土・日のフリーマーケットや「羽生JRLよりあいフェスタ」、「羽生市花火大会&農林公園まつり」、「大陶器市」などいろいろなイベントを開催しました。 また、レストラン部門の経営の効率化を図るため、平成15年2月3日より閉鎖し、官公庁やリゾート施設でレストランの受託運営を主戦略として事業展開している株式会社西洋フードシステムズと業務提携し、4月22日にリニューアル・オープンするという改革も行ってまいりました。 経費削減並びに各種イベントの開催や新商品の開発に取組んだものの、今期決算は 部門別の状況は次のとおりであります。
■物産館部門
■地ビール部門
■レストラン部門 | |
2.今後の方針と課題 | (1)今後の方針 | 当社は、農林公園の2棟を借り受けし、羽生市と共に常に地域の魅力づくりと貢献度を高め、地元から親しまれる公園を目指しています。さらに都市部周辺地域へ積極的にPRし、農村と都市部交流を深めていくものです。 また、企業として、営業活動における費用対効果を常に考慮し、効率の良い会社経営を行い、特に、当期損失を早期に解消するため、次のことに重点を置いて積極的に事業展開するものです。 @不必要な経費の削減による経営の効率化 A企画力を充実させ、イベントの定期的な開催による集客力のアップ B市広報やホームページなどを利用しての広告宣伝の充実 C安全で安心な農産物の提供や地域食材を使った特徴あるメニューづくり Dお客様への新たなサービスの創出による満足度の向上 |
(2)今後の課題 | ■物産館部門 物産館内に生産者の顔写真とコメント入りのカードをつけて、「安全・安心」な農産物のイメージアップを図り、消費者にPRしてゆく。
■地ビール部門 ■レストラン部門 | |
このように、各部門において当期の目標を達成するために、連携を取りながら本施設の特長を生かし、来園者のニーズに即したサービスを提供し、常に地域に親しまれ、リピーターを増やすことが必要であります。また、今後の営業活動は、羽生市と共同して関連事業の企画運営・PR活動等を積極的に行う予定であります。 本年度(第5期)については、経費の削減の徹底と新商品の開発、展示会などのイベントを開催したものの、消費者の低価格志向やPR不足により、地域のリピーターを確保できず、結果として当期の収益は獲得できず決算では損失として計上するものであります。 |
資産の部 | 負債の部 | ||
科目 | 金額 | 科目 | 金額 |
【流動資産】 | 【22,320,710円】 | 【流動負債】 | 【6,794,541円】 |
現金及び預金 | 17,691,750円 | 買掛金 | 2,985,018円 |
売掛金 | 763,367円 | 未払金 | 3,772,073円 |
商品 | 1,994,796円 | 預り金 | 37,450円 |
製品 | 645,651円 | 【固定負債】 | 【55,270,000円】 |
原材料 | 589,309円 | 長期借入金 | 55,270,000円 |
仕掛品 | 153,188円 | ||
貯蔵品 | 482,649円 | 負債の部合計 | 62,064,541円 |
【固定資産】 | 【10,929,864円】 | 資本の部 | |
(有形固定資産) | (10,729,864円) | ||
建物付属設備品 | 231,652円 | 【資本金】 | 【50,000,000円】 |
構築物 | 618,518円 | 【剰余金】 | 【△69,542,132円】 |
機械装置 | 1,225,180円 | 当期未処理損失 | 69,542,132円 |
車両運搬具 | 161,456円 | (うち当期損失) | (15,880,980円) |
工具器具備品 | 8,493,058円円 | ||
(投資等) | (200,000円) | ||
取引保証金 | 200,000円 | ||
【繰延資産】 | 【9,271,835円】 | ||
開業費 | 9,271,835円 | 資本の部合計 | △19,542,132円 |
資産の部合計 | 42,522,409円 | 負債及び資本の部合計 | 42,522,409円 |
〔貸借対照表関係〕
減価償却累計額 15,803,6961円
【純売上高】 | ||
物産館売上 | 106,436,747円 | |
レストラン売上 | 37,290,145円 | |
ビール部売上 | 13,384,109円 | 157,111,001円 |
【売上原価】 | ||
期首棚卸高 | 2,842,839円 | |
物産館仕入 | 84,304,991円 | |
レストラン仕入 | 16,314,795円 | |
ビール部仕入 | 890,043円 | |
合計 | 104,352,668円 | |
期末棚卸高 | 3,865,593円 | 100,487,075円 |
売上総利益 | 56,623,926円 | |
【販売費及び一般管理費】 | ||
広告宣伝費 | 2042,632円 | |
荷造運賃 | 765.948円 | |
給料手当 | 13,961,357円 | |
法定福利費 | 1,143,715円 | |
厚生費 | 468,106円 | |
減価償却費 | 5,245,145円 | |
賃借料 | 591,600円 | |
修繕費 | 1,166,573円 | |
事務用品費 | 36,200円 | |
消耗品費 | 6,407,162円 | |
水道光熱費 | 693,239円 | |
旅費交通費 | 117,670円 | |
手数料 | 27,871,530円 | |
租税公課 | 2,881,500円 | |
保険料 | 398,150円 | |
通信費 | 689,870円 | |
諸会費 | 43,000円 | |
新聞図書費 | 32,900円 | |
リース料 | 2,853,264円 | |
繰延資産償却 | 3,305,100円 | |
雑費 | 1,581,782円 | 72,196,443円 |
営業損失 | 15,572,517円 |
【営業外利益】 | ||
受取利息 | 558円 | |
雑収入 | 682,778円 | 683,336円 |
【営業外費用】 | ||
支払利息・割引料 | 809,410円 | |
雑損失 | 2,389円 | 811,799円 |
経常損失 | 15,700,980円 | |
税引前当期損失 | 15,700,980円 | |
法人税・住民税及び事業税 | 180,000円 | |
当期損失 | 15,880,980円 | |
前期繰越損失 | 53,661,152円 | |
当期未処理損失 | 69,542,132円 |
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